スキル胃癌ステージⅣの男、富士登山を目指す

抗癌剤治療中ですが、5年後富士登山が出来る様に頑張ります。

『セッション』『最強の二人』『バトルシップ

 

【2018/3/20(火)~3/25(日)】

 3/20から抗癌剤治療第1クール開始です。飲み薬のTS1(ティーエスワン)を朝と夕に食後、3錠飲み始めます。これを3週間、飲み続け、飲み始めて、7日目から、入院してTS1を飲みながら、もう一つの抗癌剤であるシスプラチンを点滴で投与します。これは、1日の投与で済むらしいですが、必ず、副作用が出るようなので、副作用の様子を見ながら退院を考えていくという予定となりました。

 TS1を飲み始めて4日目頃から軽い食欲不振が出てきましたが、何も食べられない、何もしたくないと言うほどの副作用は、3/25までは、幸い出ませんでした。

 

 その間、アマゾンプライムで映画を幾つか見ました。

 1つめは、『セッション』(2014年、アメリカ)です。この映画は、若手ドラマーとその指導者、先生の物語です。物語自体は、面白かったのですが、ハッキリ言ってジャズの素養が無いと面白みは半分となると思います。私は、ジャズが全くの素人なので「素敵な音楽だなぁ」位しか思えませんでした。

 

 2つ目は、『最強の二人』(2011年、フランス)です。頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、描いた作品です。実話がモデルとなっています。時にコミカルに描き、かなり面白い作品でお勧めします。

 作品とは、関係ないのですが、フランスの移民社会の実相が描かれているのも興味深かったです。パリ、ロンドンは、かなり移民の割合が多いらしいです。日本もそのようになってしまうのでしょうか?

 心配です。移民よりも、生産性を上げる(=ロボット化、AI化)で、何とか対応できないでしょうか?移民が、労働者となると日本の賃金は絶対に上がりません。

 

 3つ目は、『バトルシップ』(2012年、アメリカ)です。舞台はハワイで、アメリカの護衛艦、そして日本の自衛艦が、軍事演習の最中、突如、宇宙からエイリアンが襲来、日米が共同で戦うという作品です。日本自衛艦の艦長ナガタ役として、日本人俳優である浅野忠信が出演しています。何も考えなくて済む映画です。まぁ、スカッとします。ツッコミをしてはいけません。アメリカでは酷評されたそうですが、楽しめます。