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百田尚樹・有本香『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』
【平成31(2019)/1/2(水)】
今年最初の本は、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』 百田尚樹・有本香 産経セレクト(2018/12/28)です。同じような内容の本ばかりでは良くないのですが、「学び舎」の教科書を知りたいと思い、読み始めました。
まえがき
序章 なぜいま『日本国紀』か
第2章 歴史は「物語」である
第3章 消された歴史
第4章 日本人は駄目だけどすごい
第5章 日本人はなぜ歴史に学べないのか
第6章 「負の歴史」を強調する教科書
第7章 ベストセラー作家の秘密
終章 日本史の中の異質なもの
あとがき
という構成です。
教科書に載っていない事項です。(他にもたくさんあります)
「大伴部博麻」
(おおともべのはかま:663年白村江の戦いで、捕虜になり、唐で自分を奴隷として売ることで金銭を得て仲間の日本人を日本に帰し、唐の日本侵攻を天智天皇に伝えた人物)、
「藤原隆家」
(「刀伊の入寇」を撃退した人物)、
「前原嘉蔵」
(幕末、伊予宇和島藩主から蒸気船の建造を命じられた提灯屋)、
「小栗忠順」
(おぐりただまさ:江戸末期の幕臣で、明治政府の政策は、小栗の考案したものが多く採用されているとされる)、
「犬のお伊勢参り」
(江戸時代、自分が伊勢参拝に行けなくて、代わりに犬の首に駄賃を付けて行かせると、旅先の様々な人が便宜をはかり、無事帰ってくるという話)
などをきちんと伝えるべき、と主張します。
さらに、「学び舎」の歴史教科書『ともに学ぶ人間の歴史』が取り上げている
「阿只抜都」
「沙也可」
(さやか:加藤清正の武将で朝鮮側に投降し朝鮮国王から金忠善の名を与えられた人物)
「柳寛順」
(1919年の「3.1運動」に参加した女学生)
は、何故?取り上げる必要があるのか?と疑問を呈します。
確かに、訳わかりません!
本にも書いてありましたが、「日本からの視点」が欠けている様に思えます。しかし、教科書検定の「近隣諸国条項」が無くなり、現場の先生の「日本から視点を敵視」する傾向が無くならないと歴教育の改善は、中々難しいでしょうね。
夜は、今日の腸瘻をしていないので、今日も頑張って3缶(250ml×3)をしました。
(いつもは、朝2缶、夜2缶)
今日も、終わった後は、ちょっとしたダンピング症候群で、1時間程横になって寝ていました。体重は、40.8㎏ ⇒ 41.2㎏ ⇒ 41.6㎏ ⇒ 41.8㎏と少しずつ増えています。