スキル胃癌ステージⅣの男、富士登山を目指す

抗癌剤治療中ですが、5年後富士登山が出来る様に頑張ります。

【2018/2/21】

 2/20の夜に緊急入院しました。その日の夜は、黒色の下痢、吐血と散々でした。胃の中にこんなものが溜まっていたのか?と暗澹たる気持ちになったのと同時に、出すだけ出してスッキリ感も有りました。

 夜にCTを撮り、2/21には胃カメラを飲みました。2/20の町医者さんでの内視鏡検査に引き続き2回目でした。これまで、人間ドッグに行っておらず、胃カメラは2/20、2/21が人生初経験でした。辛いものですね。この後、京大附属病院に転院するのですが、そこでの内視鏡検査は、麻酔を使い、寝ている間に終わっていました。麻酔から覚めると、のどに違和感は当然残りますが、寝ている間に終わるので、患者としては、とても楽でした。

 2/21には、2/20に撮ったCTについて、主治医先生が「CTを見たところ、ハッキリとした癌は見当たらない」云々と仰って、私自身も、「2017/5月の職場の健康診断でも何とも無かったし大丈夫やろ。そう言えば、うちの親父も、今の俺と同じ歳の時、胃潰瘍が・・・と言ってったし、胃潰瘍かな?うちには癌で死んだ人ほとんどいないし、癌の家系でもないし、まぁ、胃潰瘍やろうな」と安心していました。

 少し、後悔があるとすれば、ピロリ菌除去をして成功した時に、そこのお医者さんに、「ピロリ菌保持者は、胃癌になりやすいから、胃カメラで定期的に診てもらった方が良いですよ」というアドバイスを聞かったことです。まぁ、スキルス胃癌は、見つかりにくく、進行も早いそうですからどうなっていたかは、分かりませんが・・・。

 食事は、絶食状態で、栄養は24時間点滴となりました。吐き気や、下血も治まり、しかも特別に個室状態なので「あぁ、このまま胃潰瘍程度で済んだら、良い休憩期間になるなぁ」と考えていました。

 テレビでは、平昌オリンピックが、盛り上がっていた時期でもありました。始まるまでは、全く興味なかったのですが、やはり、日本人選手が活躍すると、ついつい見てしまい、スピードスケートの高木姉妹、カーリングなど見まくってしまいました。日本の若者が、頑張っている姿はやはり、良いですね。

 それにしても、平昌オリンピック、9か月前なんですね。何かあっという間でした。