スキル胃癌ステージⅣの男、富士登山を目指す

抗癌剤治療中ですが、5年後富士登山が出来る様に頑張ります。

『お江戸日本は世界最高のワンダーランド 』増田 悦佐 

 

【2018/12/31(月)】

 

 大晦日です。腸瘻を毎日4缶(250ml×4)しなければならないのですが、本日は、夕食の“スキ焼”に向けて、午前中に3缶することで終わりにしました。

 昼食は、年越しそばを四分の一玉(小さいかき揚げも入っていました)ほど食べました。

 そして、夕食、奮発して買った牛肉の大きめサイズを3枚、豆腐3㎝角のもの、ウドン四分の一玉ほど食べました。結構、美味しくたくさん食べられたので、本当に嬉しいです。その後のダンピング症候群もほとんどありませんでした。この調子で2019/1/6まで、ドンドン、焦らずに食事の量を増やしていきたいです。

 

 今年最後の読書は、『お江戸日本は世界最高のワンダーランド 』増田 悦佐 講談社+α新書(2013/2/21)でした。一日であっと言う間に読めました。

 増田悦佐の「日本の時代が来る」は、日下公人の本と同じで、「いつ来るの?」といつも思うのですが、この本は、江戸時代の庶民の生活を簡潔に面白く書いています。

 第5章の「モノはみみっちく、人間関係は太っ腹 ~旅と講で経済活性化」では、ほとんど家具がない狭い長屋で、安全清潔に暮らせる仕組み、その様な庶民が年収の4割ほどかかる「お伊勢参り」に多くの庶民が行けたカラクリ等が述べられていて、江戸庶民の逞しさを感じます。

 最後は、「おわりに」で「江戸趣味が日本を、そして世界を救う」といういつもながらのパターンです。

 教科書では、まだまだですが、江戸時代の再評価は、ここ30年でかなりされていますね。

 

 今年は、本当に色々ありました。カミさん、家族、病院のスタッフの方々、様々なに感謝です。闘病は、来年にも続きますが、仕事に復帰して富士登山を目指せるように体力復活も頑張りたいです。