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審査腹腔鏡手術
【2018/3/6(火)】
いよいよ、審査腹腔鏡手術の日です。13時頃からと言われていたのですが、他の緊急オペが入り、結局、16時30分頃に、手術室行くように、と声がかかりました。
この、待ち時間に職場の方が、見舞いに来られ、「良きことだけをイメージしましょう。悪いことを考えてはいけない。」と励まして下さいました。このアドバイスは、今の日常にも大いに影響を与えています。有難いことです。まぁ、元々が楽観的な性格なので、「(病気に)なってしまったのはしょうがない、キチンと治そう」と思っていました。
私にとって、今回の入院、手術が、人生で初めての入院、手術となりました。特に、手術は、リスクの説明等もあり、それなりに緊張しました。
結局、麻酔から目が覚めたのは21時頃でした。カミさんは、13時頃からずっと病院で待ってくれていました。目覚めた時も、「頑張ったね」と労ってくれてとてもありがたかったです。
術前から言われていたことですが、麻酔から覚め、しばらくしたら、手術結果を隠さずにありのままに伝えるという事になっていました。 少し、もうろうとしている中で、カミさんと話を聞きました。
「スキル胃癌のステージⅣで、腹膜や腸に播種があり、転移しています」と、主治医先生がお話しされました。
予想通りでしたが、さすがにへこみました。
予定通りの時間の手術であれば、夕方には手術が終わり、尿道に入れられた管も抜き、歩行訓練もする予定でしたが、夜に手術が終わったため、そのまま就寝という事になりました。
これが、意外としんどく、歩行訓練をしていないので、便意が、強くてもトイレにいけない。看護師さんは「出そうだったら、言って下さい。便器をお尻の下に入れますので」と。困りました。それは、出来ない、と思いました。
また、審査腹腔鏡手術は、開腹手術よりは、ずっと楽だと聞いていたので、痛さの面でも楽観的に考えていたのですが、これが、意外と痛いのです。開腹手術の痛さを知らないので甘く見ていました。4か所に穴を開けるので、全く痛みが無いわけ有りませんよね。痛み止めの点滴をされても結構痛かったです。
手術当日は、痛さと便意でよく眠れませんでした。