スキル胃癌ステージⅣの男、富士登山を目指す

抗癌剤治療中ですが、5年後富士登山が出来る様に頑張ります。

FOLFOX(フォルフォックス)療法 第4クール開始

 

【2018/11/19(月)】

 

 11/5(月)予定だった抗癌剤治療の第4クールが、血液検査で白血球の値(具体的には好中球の減少)のため、11/12(月)の再延期を経て、2週遅れで本日、やっとできました。

 朝8時20分のバスに乗って、京大病院へ。血液検査を受け、10時40分頃、主治医先生の診断を受けました。治療科が、外科から化学療法科に変わってから主治医先生も代わりました。外科の先生同様、とても親切で親身なって下さる信頼し尊敬できる先生です。京大病院では、薬剤師先生、看護師の方、事務の方等で嫌な思いをしたことなく、本当に良い病院だなぁと思っています。

 

 病院内で、オキサリプラチンを約2時間かけて点滴投与し、フルオロウラシルをCVポートで、投与する段取りをして、大体、15時頃に終了しました。投与した抗癌剤は、オキサリプラチン、フルオロウラシルで、これらを投与する化学療法をFOLFOX(フォルフォックス)療法と呼ぶそうです。

 

 最初、飲み薬と点滴での抗癌剤治療であるXELOX療法(ゼロックス療法)を提案されました。ですが、私の場合は、腸ろう(お腹から腸に穴を開けて管から点滴を通して栄養を注入する人工栄養法)をしていて、なかなか食事が摂れていません。薬の飲食が困難かもしれないという事で、CVポート(皮膚の下に埋め込んで薬剤を投与するための器具)を手術で右腕に埋め込み、そこから出ている管を使って約48時間かけて自宅で点滴をする治療です。首に350ml用のペットボトルホルダーをかけ、その中にフルオロウラシルの入ったプラスチック瓶があり、その中の風船上の入れ物から少しずつ点滴がされていきます。風船が小さくなることで抗癌剤が押し出されるのです。便利なものです。昔は、入院しないと無理だったのでしょうね。

 

 点滴する部屋は、カーテンで仕切った6畳程の広さで、イスも完全フラットになります。30分程今日は、寝てしまいました。テレビも無料で見ることが出来てとても快適です。後は、副作用がどれだけ出るかです。