スキル胃癌ステージⅣの男、富士登山を目指す

抗癌剤治療中ですが、5年後富士登山が出来る様に頑張ります。

『殉愛』百田尚樹 読了

 

【2018/12/19(水)】

 

 午前中は、ネットでDHCテレビの『虎ノ門ニュース 井上和彦 藤井厳喜(12/19)』を1.5倍速で視聴しました。

 井上和彦の「昭和の英雄が語る 大東亜戦争偉大なる記憶」のコーナーが毎回、泣けます。今回は、堀江正夫さん(取材当時何と103歳!)です。言葉も記憶も姿勢もかくしゃくとされています。"「死んでも帰れぬ」ニューギニアの戦い"を語っておられました。最後に、「国を愛し、愛する者を守る大切さ」を訴えておられました。尊敬します。

 『WiLL』で連載されている渡辺惣樹「ルーズベルトの “本当の敵”アメリカ第一主義委員会」などを読んでいると「日米開戦」何とか避けられなかったのか?と思ったりもします。「大東亜戦争が無ければ高度経済成長は1940年代に起こった」、「満州国は東洋のアメリカの様に大発展した」などの可能性が有ります。「西欧の植民地主義が続いた」という可能性も残りますが…。

 

 『殉愛』百田尚樹を読み終えました。裁判の結果を知っていなかったら号泣したと思います。また、癌患者であるからこそ、やしきたかじんの闘病生活が身につまされます。

 

特に再発時の、

 

医者「~腹膜播種です」、

初めて聞く病名だった。「それって ~ ガンですか」

「腹膜内に」お米のお粒くらいの小さなガンが無数にできるものです」

「治療法はありますか」

久保田医師は少し間を置いて、「ありません」と答えた。

さくらは衝撃のあまり気を失いかけた。

 

の部分は、最初に私が診断された時に「スキルス胃癌ステージⅣで、腹膜播種で転移している」と告げられた時に重なりドキッとしました。

 幸い、本当に奇跡的に腹膜播種が消えて、主治医先生からも「こんなに進行していて手術までできた人は稀」と言われました。再発しないことを祈るばかりです。明日は、延期となった第6クールの予定日です。

 

 体調かなりよく、昨夜のおでんを昼食位に結構食べました。多分、サラリーマンが食べる一般的な昼食定食ののおかず部分位の量を食べたと思います。まだまだ、少ないですが、大分食べられるようになったと思います。体重も前回の42.8㎏から43.2㎏に増えていました。幸せな事です。